佐藤友香 -ヴァイオリン-
名古屋出身。4歳よりヴァイオリンを始める。第4回日本クラシック音楽コンクール小学生の部奨励賞受賞。第51回全日本学生音楽コンクール小学生の部名古屋大会第1位、第52回同コンクール中学生の部第1位。第11回大阪国際音楽コンクールAge G部門第3位。2000年より、アメリカのボストンにあるウォールナットヒル芸術高校に奨学生として単身留学。2004年同校卒業。同時にニューイングランド音楽院高等部、弦楽部門最優秀成績で終了。
同年、ニューイングランド音楽院入学。翌年同校を休学し兵庫芸術文化センター管弦楽団に最年少コアメンバーとして入団。同団第1回ソリストコンクールで優勝。2007年5月に同団とストラビンスキーヴァイオリン協奏曲を協演。2007年9月よりニューイングランド音楽院復学。2010年5月に卒業。在学中、野村国際文化財団より留学助成金を受領。2014年オランダのハーグ王立音楽院の修士課程を満点の首席で卒業。 2007年~2008年、スイスヴェルビエフェスティバルオーケストラメンバー、2008年~2009年ネポンセットバリーオーケストラ第二ヴァイオリン主席。オーケストラ以外にも室内楽奏者としても精力的に活動。また、新曲の開拓にも意欲的でウェイチェ・リンのヴァイオリン独奏のための「ウィ―ブ」をニューヨークのカーネギーホールで演奏する他、第2次世界大戦にてナチスの犠牲者となったマーセル・ティバーグの弦楽六重奏を初演。その演奏はBuffaloNews紙に「厳粛で引き付ける演奏」と称賛される。2008年よりピアニスト贄川二葉とデュオ“OTO”を結成。第4回横浜国際音楽コンクールデュオ部門1位なしの第2位。 これまでにヴァイオリンを森下陽子、渡邊穣、森悠子、故マリルー・チャーチル、ジェームス・バズウェル、ヴェラ・ベスの各氏に師事。 現在はノルウェーのクリスチャンサン交響楽団のヴァイオリニストとして活動。帰国中には国内で、ソロリサイタルや室内楽コンサートを開催。 |