と〜ってもお久しぶりな更新になってしまいましたが、今でもまだこのホームページをチェックしてくださっている方が果たしているのでしょうか??
以前から関東でちょくちょく演奏会を一緒にさせていただいてる森広樹さんや金子恵さんと数年前にNouvelle Sonorite (ヌーヴェル・ソノリテ)という演奏団体を結成しました。そのNouvelle Sonoriteがとうとうホームページを作り、さらにはメンバーが(私を含み)交代でブログを更新することを誓ったのでそのホームページをこちらでも紹介させてください。 nouvellesonorite.com 少しでも私をご存知の方や、こちらのブログを覗いてくださっていた方(既に過去形)は私がそんなマメにブログを更新できるはずがないというのは分かっているかと思いますが、ここは良い意味での同調圧力ですこし頑張ってみようかと思っています。 ちなみにブログ開設時に3人でたてた目標では最低でも週1回は誰かが投稿する、という事でしたがすでに6週間たち投稿は3つ(一人1つ)。先が思いやられます。 見限らずに長い目で見守ってやってください。。
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昨夜、3人でのトリオのリハーサル終了後、久々に西宮にある珈琲ベルグに贄川さんと行ってきました。贄川さんと二人で伺うのは去年5月に一緒にコンサートをさせてもらった時ぶり。
今回はピアノをリハーサルで使わせていただくお礼に、プライベートイベントで少しだけ演奏させていただきました。「オールアメリカンミュージック」で取り上げるプログラムからも、ガーシュウィン作曲の「It ain't neccessary so」とブロッホの「ニーグン」を演奏しました。クラシック音楽にあまり馴染みのあるお客様達ではなかったのですが、演奏後にはコンサートのチラシを持って帰っていただいたりチケットをご購入してくださったお客様もいて本当に嬉しいばかりでした。 珈琲ベルグさんの外には川がありそこにはこの日蛍がいっぱい! きれいな蛍を見て、美味しい料理食べ、素敵なお客様やベルグの人たちに囲まれ幸せなひとときでした。 いよいよドキドキのリハーサル一日目です。
札幌から沓野さん、アメリカから贄川さんが関西に集まり初めての3人での音出しです。 今回、ヴァイオリ、ピアノ、マリンバという3つの楽器で室内楽コンサートなので時々「トリオですか?」などと尋ねられますが、実はこの3つの楽器の為のに書かれた曲というのはほとんどないのです。 私、ヴァイオリンの佐藤は、2008年からデュオ「OTO」としてピアノの贄川二葉さんとは一緒に演奏しています。マリンバの沓野勢津子さんとも2009年頃から、沓野さんの先生であるナンシー・ゼルツマン氏の「マリモリン」の為に書かれたマリンバとヴァイオリンのデュオのレパートリーを主にアメリカで演奏していました。 が、この3人全員で音を出すというのは、今回新曲を委託したサイフリードさんの「トリオ」(7月4日に世界初演!)で初めて実現します。 さて、ここで少しだけ、この初演前のサイフリードの「トリオ」についてネタバレ情報 新曲といえば「現代曲」という分野に属し、ちょっとわかりにくい、聴きづらいというイメージを持っていられる方も多いかと思いますが、今回のこの「トリオ」は初めて聴いても皆さま絶対楽しんでいただけると思います! いわゆる、聴きづらいと感じてしまう「現代曲」の多くは、それまでのクラシック音楽やポップス音楽にはある、ハ長調とかイ短調などの「調性」というものが存在しない(もしくは存在感が非常に薄い)「無調」の音楽のものが多いのですが、このトリオは常にはっきりとした調性が聞こえるので、1度聴いただけでも感じの分かる聴きやすい曲となっています。 でももちろん、新しい曲ならではのフレッシュな部分も満載です。とくに独特のリズムはとても新鮮です。一般的に3拍子、とか4拍子など多い、一小節に何拍あるかという事を示す「拍子」。この「トリオ」の基本的な拍子は「7/16+8/16」という拍子。これは1小節に16分音符が7個と8個ある(つまり合計15個)という意味です。その15個の16分音符を4つに分けると、4+3+4+4という形になっています。これは弾くのもスリル満点。笑 その上、この曲は今回のコンサートぴったりの「アメリカ」感たっぷりの曲です。上の「7/16+8/16」拍子のセクションをくぐり抜けると、「4/4]拍子のジャズの要素が散りばめられていてすぐにでも踊りだせそうなノリノリなセクションが待っています。 20世紀や21世紀の音楽が好きな人はもちろん、ちょっと苦手だな〜と思っている方もこの曲はきっと気に入っていただけると思います。本当に面白い曲なので世界初演お聴き逃しなく! またまたご無沙汰しております。
先週滋賀県で、(財)地域創造の事業の一環であるアウトリーチフォーラムの研修に1週間ほど参加してきました。これは地方の文化を活性化させるために各、室内楽グループが学校を廻って生徒たちに生演奏を含めた音楽の授業(教科書を使わない)をするというプロジェクトです。 この企画、あまり内容を知らずに始めたのですが何よりすごいな、と思ったのは ★授業が音楽室で行われること ★少人数(多くて40人くらい)の生徒を相手にすること ★給食の時間に生徒と交流があること ★子供相手でも子供だましじゃなくて本気のクラシック音楽をぶつけること ★研修中いつでも柿ピーとコーヒーが出てくること(^o^)! 子供たちは本当に目の前で聴いてくれるので反応が直で伝わってきて演奏してる方としても毎回本当に楽しませてもらってます。こんな事業があるなんてまだまだクラシック音楽の行く末も捨てたもんじゃないですね!ってちょっと元気が出ました。 一緒に演奏をさせてもらってるのはヴァイオリンの栗山奈津さん、ヴィオラの中田美穂さん、チェロの足立成礼さんです。それぞれ皆、顔と名前は知っているけどあんまり話したことはなかったのですが、なかなか濃い1週間を一緒に過ごし一緒に演奏できて本当に良かったです! 研修は終わったものも活動はまだまだこれからで学校廻りをしながら一般の人向けのコンサートも市や町の文化会館などで行われます。ちょっと行きにくい場所のコンサートが多いですが一応演奏会情報にUPしておきます。 さて、そろそろ5月のリサイタルまであと1カ月。。本腰入れて頑張ります! |